足関節捻挫(足首の捻挫)
足関節(足首の捻挫)
スポーツや日常生活で転倒した時に捻ってしまい、足首の関節を構成する(靭帯・筋肉など)を損傷することで症状を引き起こします。
捻挫は靭帯の損傷具合により、レベル分けされています。
重度の損傷になると、剥離骨折などを起こしている可能性があるため、靭帯の損傷度合、骨折の有無をエコー(超音波検査)で鑑別致します。
当院の治療
捻挫は、
①靭帯、筋肉の損傷
②骨膜が靭帯に引っ張られることで剥がれる
①
②
この二つによって痛みを出しています。
当院では②骨膜への治療を行うことで痛みを取り除き、スポーツ・日常生活への早期復帰を目指します。
痛みが強くて足を着かない、包帯やギブスなどで患部を固めていて足首を動かさない状態が続くと、どんどんと足首周りの組織が固まっていきます。
足首周りの組織が固まっていくと血流が滞り、損傷の修復に必要な栄養が行き届きにくくなってしまい、治癒スピードが遅くなります。
①靭帯、筋肉の修復を早めるためにも、歩行、立ち上がりなどの日常生活動作が出来る状態に最優先に持っていきます。
捻挫の後遺症
『初めの痛みはないけれど、いつまでも違和感や痛みが続いている』
と相談されることがよくあります。
おそらく数週間から数ヶ月で靭帯、筋肉は修復されているはずですが、それ以上経過しても症状がある方は、
・捻った際にズレた関節がその状態で固まっている。
・踏ん張った時に筋膜が引っ張られて、周囲の神経に異常を起こしている。
などが原因で症状が残っていると思われます。
徒手検査、触診で原因を特定し、改善に努めますので、気軽に相談して下さい。