肋間神経痛
肋間神経痛
【患者さんが訴える症状】
「胸にズキっと鋭い痛みを感じるんです」
「ジクジクとした痛みが続いています」
「ヒリヒリとした痛みがあります」
診療をしている中で、胸の痛みを訴える方も少なくありません。
これらのような症状を感じている方は『肋間神経痛』かもしれません。
鑑別すべき胸の痛み
「帯状疱疹・肋骨骨折・脊椎病変(腫瘍etc)」
ウイルスや腫瘍などの内科的な問題か、それ以外の原因での痛み。
そのどちらかを鑑別することがとても重要になります。
診察の中で検査が必要と判断した場合は、専門のクリニックをご紹介し、諸検査をすすめさせて頂きます。
「病院で検査を受けたものの原因が分からず困っている…」
という方々の中に、背骨の関節(胸椎椎間関節)の問題から、胸の痛みが出ていることがあります。
背骨の関節(胸椎椎間関節)の問題って?
人の背骨は場所によって呼び名が少し変わります。
首は頸椎、背中は胸椎、腰は腰椎と呼びます。
肋間神経とは、胸椎の関節から出ている神経の一つを指します。
肋間神経痛は、胸椎の関節が固まっていたり、歪みが生じ、肋間神経の障害を作っていることが多いのです。
胸椎に問題が起こる原因
・姿勢不良
・関節が固まっている
・窮屈な姿勢で長時間過ごす
・身体の捻じれ 歪み
などがあげられます。
内科的な検査でも問題がない、痛み止めの薬を飲んでもあまり変化がない方は、上記のようなことが原因で痛みを引き起こしているかもしれません。