子供の頭痛

子供の頭痛が増加しています。

数年前に比べ
「子供が頭痛で悩んでいます」という相談が増えてきています。

症状としては
・勉強、ゲームをしていると頭が痛くなってくる。
・後頭部や目の奥の方がズキズキする。

小学生、中学生の年代で起こる頭痛のほとんどは、頚椎の問題によるものです。

頚椎の問題は、普段の姿勢が原因です。

子供の関節、筋肉は大人に比べ柔らかいため、ふつうは問題が起こりにくいです。
しかし今の子供達は『姿勢』が良くない為に、首周囲の神経に負担がかかり、頭痛を引き起こしてしまうのです。

↓こんな姿勢は要注意‼

お子さんや周囲の子供達で、このような姿勢で勉強やゲームをしている姿に見覚えはありませんか？
丸まった状態で長時間勉強やゲームをすると、その姿勢で背骨の関節が固まってしまいます。
その結果、頚椎で神経の圧迫を作り『頭痛』が出現します。

姿勢が良くない子供さんを見ると
「姿勢を良くしておきなさい！」
「背筋を伸ばしておきなさい！」
そう声を掛けたくなりますが、姿勢の改善は「姿勢良く‼」の『意識』だけでは難しいのが実際のところです。

・腹筋、背筋を鍛えれば丸くならない？
・集中力がないから姿勢が悪い？

丸い姿勢と聞くといくつかのことが連想できるかもしれませんが、これらのことだけでは姿勢は安定しません。

姿勢を改善させるためには、
『坐骨と背骨で身体を支える』という身体の使い方を覚えることが必要になります。
また姿勢不良の子供たちの特徴でバランス感覚（前庭感覚）や『眼』の能力が低下している、もしくは未発達の場合がある子供達も多いです。